は行のカーペットの用語

あ行か行さ行た行な行は行ま行や行ら行わ行英数字(ABC...)

パイル

カーペットの表面に出ている繊維の束(表面に出ている毛足)のことをいいます。
丸くループ状に仕上げたループパイルと、毛足を切りそろえたカットパイルがあります。

パイル敷物

片面又は、両面にパイルをもつ織物の総称。
よこ糸でパイルをつくったよこパイル織と、
たて糸でパイルをつくったたてパイル織とがあります。
たてパイル織には、ウィルトンカーペットアキスミンスターカーペット等の織じゅうたん類をはじめ、
主として電車、バス、自動車等の椅子張りとして用いられるモケットやタオルも含まれます。
一方よこパイル織には、衣料として用いられます。

パイル長

カーペットの表面の毛足の長さ。パイルの長さ。

ハイロー

ループ・ループと同義語。
二段ハイロー組織の一種で、高低いずれもがループパイルのものをいいます。

ハイローループ

ループ・ループと同義語。
二段ハイロー組織の一種で、高低いずれもがループパイルのものをいいます。

バスマット

ぬれた足を拭くために浴室の出入り口、その他の関連場所に置き敷きする敷物。
耐水性吸湿性、湿潤染色堅ろう度が必要で、特に裏加工剤は耐水性が条件となります。
パイル糸素材も吸水性のある天然繊維あるいは合成繊維の使用が基本となっています。

バッキング

タフテッドカーペットはタフトした後、
染色した状態ではパイルが固定されていないためラテックスコンパウンドを用いて
パイルの目止めをし、二次基布を張り合わせたり(不織布・麻貼り等)、
フォーム層を形成することをいいます。

撥水

水をはじく性質で、繊維製品に水をはじく性質を与える加工として、
シリコン撥水加工法があります。

巾木

壁の最下部、床と直角にあたる部分に取り付ける部材。
壁下の保護と、見切り、装飾といった役割があります。
近年では、塩ビ素材の巾木が主流で、色も豊富になっています。

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光触媒

光触媒は太陽や蛍光灯などの光が当たると、その表面で強力な酸化力が生まれ、
接触してくる有機化合物や細菌などの有害物質を除去することができる環境浄化材料です。
近年では、カーペットや各種繊維製品、窓周り商品にも付加されており、一般的に広く普及しています。

ピース敷き

カーペットの敷き方の一つ。
部屋の面積に比べ小さいカーペットを、
ダイニングテーブルの下や玄関口など、床保護や室内のアクセントとして、
部分的に家具の配置に合わせて敷く方法。

ピース物

置き敷き用の敷物で、居室の大きさにサイズを合わせた帖物と、
アクセント的に部分敷きするアクセントラグ、エリアラグとがあります。

ヒートセット

カーペット(主にウィルトン)を熱処理して製品の形態を安定させること。
このとき安定な形態でセットを行うと、その後の洗浄や熱湯処理で寸法や形態が変わらなくなります。
ウールのような柔らかさやへたりにくさを与え、遊び毛を出にくくさせます。

ビニロン

ポリビニルアルコールをアセタール化して得られる合成繊維の総称です。
合成繊維の中ではもっとも吸湿性があり、綿に似た感触をしています。
高強度、高弾性率、耐候性、耐薬品性といった性質を併せもっています。
その反面、染色しにくくごわごわするという短所があります。

平織りカーペット(平織敷物)

たて糸とよこ糸を組み合わせて、織機でつくったパイルのない床敷物です。
三笠織や平織ラッグ等の総称になります。
主として対米輸出向に多く製造されていました。

ビロード

短いパイルで覆われた、柔らかで、光沢のある織物。
「ベルベット」ともいいます。
漢字では「天鵞絨」と書きます。
かつては針金を挿入する製法でしたが、
現在では二重織りにしてセンターカットする方法が用いられています。

ビロード織機

たて糸でパイルをつくる織物の総称。
ダブルベルベット、ブラッセル、ウィルトン織機等があります。
但し、狭義の解釈として、ワイヤモケット織機とダブルモケット織機をさします。

ピールアップ工法

カーペット等を糊で固定し、容易にめくり張り替えができる工法をいいます。
主にタイルカーペットを施工するときに使われる工法で、ピールアップボンドという専用糊を使用します。
タイルカーペット等を糊で貼った後でも粘着性が損なわず、めくり張り替えの施工性が増します。

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フィラメント

連続した極めて長い繊維。
無撚又は、僅かなより糸として用いられ、紡績糸より滑らかです。
人工繊維では紡績したままの長い繊維をいい、紡績糸と区別されます。

フェルト

羊毛のもつ「縮絨」の特質を利用し、
繊維同士をからみあわせてつくる布のことです。
これは糸を紡ぐ工程を経ずに布となる簡単な繊維製生地であって不織布の一種です。
古代、織物より早く登場し、敷物として用いられただけでなく蒙古の遊牧民等は、靴や帽子、住居の材料として用いました。
現代でも帽子、服地、敷物、詰め物のほか、防音、断熱、建設、印刷などに使用されますが、
緩衝用、摩擦用資材として工業上の用途もあります。

フェルトカーペット

敷物として用いられるフェルトであって、
古来より毛氈と称されるもの。

不織布

繊維を織らずに、接着剤で結合させたり、絡み合わせたシート状のことをいいます。
カーペット用一次基布または二次基布、芯地、合成皮革、土木資材、
農業資材、医療用など広い用途をもっています。
ニードルパンチカーペットや圧縮フェルト毛氈も不織布に属します。

二越織り

ウィルトンカーペットやスプール・アキスミンスター
グリッパー・アキスミンスターカーペット等
よこ糸2本×2で完全組織をつくるもの。

縁がかり

カーペットの周囲をパイル糸と同色の糸をからげて縫いつづることをいいます。

フック

フックドラグの略称。

フットマーク

カーペットの上を歩いたときに付く足跡。

フックドラグ

ししゅう機で基布にパイル糸を差し込んでパイルを形成し、接着剤を用いてパイル糸とを固定した床敷物。
綿またはジュートの基布に、あらかじめ柄を描き、その柄に沿って、裏面からパイル糸を挿入します。
手作りの場合もありますが、最近のフックドラグはフック・ガンという
ピストル状の機械でパイルを打ち込んでいます。
単にフックまたはハンタフと呼ぶこともあります。

プラッシュ

タフトカーペットの中で代表的かつ一般的品種。
無地のプレーンなレベルカット製品。
パイル長は5ミリ~15ミリ程度だが、なかでも7ミリ~12ミリ程度が多い。

フリーカット

カーペットをcm単位で、敷く場所や用途に応じてカットをすること。

フリンジ

センター敷きカーペットやアクセントラグなどの両サイドに付けられた飾り房のこと。
円形の手織緞通などでは周囲をフリンジで囲んだタイプのものもあります。
フレンジともいいます。

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への字押え

カーペットや他床材の端を押える金物のひとつ。見切り材。

ペルシャ緞通

ペルシャ(現イラン)で産する緞通の総称。

ベルベット

=ビロード

ベロア

タフトカーペットの製品の一品種で、
カットパイル製品、特にパイル表面に特殊仕上げ加工(毛割り、起毛)を施し、
表面をスムーズで柔らかくベルベットタッチ風に仕上げた製品。
比較的高密度ゲージ機が適用されます。
パイル長はプラッシュよりやや短く5ミリから7ミリ程度が多い。
パイル糸の材質と仕上げ加工が最重要視されます。

ベンジン

ベンジンは、原油から分留した主に鎖状炭化水素からなる混合物です。
しみ抜き、精密機械の洗浄、各種溶剤などに用いられています。
一般に市販されているベンジンには懐炉用としみ抜き用とがありますが、
しみ抜き用のものは懐炉には使用できません。
(洗剤成分が含まれている事があるため)逆に懐炉用はしみ抜き、シール剥がしにも使用できます。

防炎加工

難燃加工に同じ。

防炎(性能)

消防法施工規則第4条の3に示す「じゅうたん等」の防炎性能基準は、
防炎性能試験の結果において、残炎時間が20秒以下、炭化長は10cm以下と定められています。

防炎ラベル

消防法に定める防炎性能基準に合格した「じゅうたん等」には防炎ラベルが交付されますので、
所定の要領で商品に貼付などをしなければなりません。

防汚

カーペットの汚れを防ぐこと。
その考え方には次の三つがあります。
①汚れをつきにくくする(薬剤により、水性汚れ・油性汚れをはじかせ、又固体汚れも付着しにくくさせる)。
②汚れを見えにくくする(パイル糸の断面形状の改良などにより工学的に目立ちにくくさせる)。
③汚れを落ち易くする(パイル表面を親水化させ、洗浄時に汚れを除去し易くする)。

防汚加工

汚れを防ぐため、防汚剤でカーペット表面を処理すること。
一般には、汚れをつきにくくする目的で、撥水性や撥油性、
ドライソイル性を付与する加工であり、SG加工ともいいます。
カーペット表面にスプレーなどで塗布した後、
加熱処理により、性能を発現させています。

防音性

防音性には、床や壁に音を反射させる遮音性と、
音を床や壁に吸収させる吸音性の二種類があり、
実際には、この両者が複合された性能として表れます。

防水性

水を通さない性質。
カーペットでは、表面部にたまった水が裏側にまで浸透しない性能を言い、
通常タフテッドカーペットラテックス部分に防水性を付与します。
家庭用カーペットにも防水性を備えた製品があり、
コーヒーなどの水性汚れが二次基布まで浸み透らないため、
汚れを除去しやすく、また、裏面にカビが生えにくくなるなどの利点があります。
水を繊維の表面ではじき、繊維の内部に浸み込まないようにする性能を「撥水性」、
水によって変質しない性能は「耐水性」と言い、
いずれも防水性とは異なります。

紡績

短い繊維からなる糸を作ること。
短い繊維を平行に配列し引き伸ばして細くし、
撚りを与えて、繊維相互間の抱合力を大きくし、均一な糸を生産することです。

紡績糸

紡績によってできた糸。

防ダニ加工

殺虫剤や忌避剤をバッキングやパイル、基布に付加させることにより、
ダニを寄りつきにくくさせるか、ダニが増殖しにくいようにする加工。
あくまで清掃を補完する目的であり、日常のメンテナンスなくしては、十分な効果は発揮できません。

防虫加工

羊毛などの虫害を防ぐための加工。
カーペット関係では、国際羊毛事務局のウールマーク品質基準に指定されている
防虫加工剤によるものが一般的です。

保温性

カーペットのパイル表面層は、空気を多く含んでいるので、
熱が逃げにくい性質があります。
また、発泡体から成るバッキング材も同様、熱が逃げません。
従って、カーペットは、暖房時の省エネにもなります。

歩行快適性

いろいろな床材の上を人間が歩行した時、
歩き易さや安全性を、床の硬さ、柔らかさ、又歩いた時の人間の疲労度合、
すべり抵抗等の代用特性によって科学的に比較分析し、
その優劣を数値で表現します。
繊維系であるカーペットが、ほとんどの項目いおいて優れています。

ホットカーペット

カーペットと電気による発熱体が複合されたもので、
装飾性と保温を目的とした2~3帖程度のラグ形式のものが主流であり、
日本独特のものです。
暖房効率、安全性、クリーン性、インテリア性等が消費者ニーズとしてあり、
カーペットとしては、熱伝導率が高く、熱による変褐色、劣化、
変形等しない素材及び加工が要求されます。

ポリウレタン

ポリオールとジイソシアネートの付加重合物。
ウレタン樹脂、ウレタンゴムともいいます。
カーペットのバッキング材としても使用されています。
カンガバック方式、UCC方式、DOW方式等があります。

ポリエステル

主要合成繊維の1つで、最も用途が広く、カーペット分野ではパイル糸や、基布、
ニードルパンチの不織布などに広く使用されています。

ポリエチレン

エチレンの重合物で熱可塑性樹脂。 その性質を利用してホットメルト加工のバッキング材として用いられます。
カーマットのバッキング材に使用されます。

ポリ塩化ビニル

=略して塩ビあるいはPVCとも呼び、
カーペット分野ではタイルカーペットのバッキング材として使われます。
その場合重量感、床面密着性、寸法及び形態安定性が特に求められます。

ポリッシャー

カーペットの表面を摩擦することをポリッシングといい、
ポリッシャー(ポリッシング機)を用いて、
カーペットのパイル糸を片寄り、織りムラ、
ゲージ跡などを刃でこすって毛割り修正すると同時に艶を与えます。
主として、カーペットの糸筋を整え、艶を出すのに用います。

ポリプロピレン

石油精製の際に、大量に発生するプロピレンで、これを溶解紡糸したものをいいます。
水に浮くほど軽く、しかも強いといった特有の性能を生かせるカーペットや産業資材の面で大いに強みを発揮しています。
この特性を生かしてニードルパンチカーペットやレベルカーペットなどに使用されています。

本間

たたみ1畳の大きさを95.5cm×191cm(2.9尺×6.3尺)とする規格サイズ。
京都が発祥(滋賀県が発祥という説もあり)で、近畿・中国・四国・九州と西日本で使われている規格です。

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